2013年12月10日火曜日

この秋連続2回のガラス展

結構長い期間に及んで自らガラス工芸作家を目指す気持がなくもなかったこともあり、このブログでも何やらガラス工芸の意義とか、目指すべき方向とか、あまり面白くもないことを時々ではあれ書き続けてきましたが、もう歳も歳。もうそういうことは意識せず、これからは訪ねる機会に恵まれたギャラリーや展示会を訪ねた折に率直に目を楽しませていただくことにしたいと思います。とはいえ、意識せずにまた何やら独りよがりのことをつぶやいたりするかもしれませんが。

最初は三越デパートで行われたGLASS今日展
いや本当に年ごとに、見るたびに、美しい作品が増えてきているように思います。去年に見せてもらった大規模なガラス工芸協会展よりも良かったかも。もっともデパートのギャラリーなのであまり前衛的な、個性的な作品は出品されなかったからなのかもしれませんが。とすると当方もやっぱり、あまり個性的で芸術的な作品への理解がない俗物ということなのかも。
こちらは東武百貨店での個展。同じ時期なので当然ですが、上記の今日展と同じ傾向で、同様に余裕があれば欲しくなる作品群です。透明ガラスに金の透かし文様の入った小さな脚付きグラスが気に入りましたが、金ではなく銀だたとのことでした。
やはり三越と東武デパートではかなり個性が異なるようです。デパートとしての個性というより、いろいろな条件が重なった上での違いということかもしれませんが。しかしやはりデパート独自のこせいもあるし、良くも悪くもデパート一般としての個性もある。そんなことなどを一人考えるのもそれなりに面白く、楽しませていただきました。

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