2007年7月30日月曜日

吹きガラス寺澤彰紘展 2007


展覧会名: 吹きガラス寺澤彰紘展
日時: 2007/05/16~2007/05/16
場所: 銀座 陶悦 銀座2-6-5 
越後屋ビル2階 TEL. 03(3561)0790
工場: 富士宮市山宮 ガラス工房酔硝


ガラス工房酔硝 寺澤さんの個展には毎年のように訪れているのですが、残念なことに今回までは記録に残していませんでした。今回掲載の展示会も去る5月に行われたもので既に2ヶ月経過してしまいました。
とりあえず当時、mixi日記に印象記を載せましたので以下に再録します。


以前からホームページにガラス工芸のコーナーを作るつもりでいました。それがなかなか果たせないでいるのですが、とりあえずガラス展の訪問記から掲載して行こうと思っています。そういう時、案内状を頂いて、ガラス学校同期でガラス工房酔硝(富士宮市)を主宰する寺澤さんの個展に行ってきました。場所は例年のとおりで銀座「陶悦」(銀座2-6-5 越後屋ビル2f)。今回は今月16日まで。




写真は外からギャラリー内を見たところと、今回の作品群で気に入った3点です。大きさ、厚み、色と形のバランスが実に快いと思いました。



寺澤さんの作品はヨーロッパの伝統的な精緻な形のものあるいは技巧を凝らしたものとも違い、またアメリカ、スタジオグラス風のポップなデザインのものとも違い、自然に日本の伝統が入ってきたような、それでいて陶磁器臭がなく、純度の高いクリスタルグラスの透明感を生かしたものだと、いつも感心させられています。
―― 以上、再録部分

繰り返しますが、日本の陶磁器の伝統を感じさせるような味わいを持ちながら、伝統臭、陶磁器臭といった陳腐さを感じさせることがないという点が、まあ少なくとも私の個人的趣味からは最も好感を持てるところなのです。

これからも期待しています。